Never Wrestle with a Pig 日本語訳

アメリカ人の共通認識の中に「Never Wrestle with a Pig. You Both Get Dirty and the Pig Likes It」のことわざがあります。このことわざのクレジットはマーク・トウェインについているけど、当時いろんな人の使った 慣用語だったみたい[1]. 問題はネットで日本語の訳を探していたんですけど、ことわざ自体は日本のサイトには全然取り上げていなかったです。これはかなり有名なことわざで、正直がっかりしました。日本人はいったいなんの英語を勉強しているか疑問に思います。唯一見つけたのでYahooの知恵袋の答えだったけど、ベストアンサーは全然正しくありません[2]。

まず自分の作った(1)翻訳を述べてから、(2)シナリオと(3)使いかた

(1)翻訳

ブタと打ち組(レスリング)をするな。お互いは泥まみれなった上でブタは喜ぶだけ。

(2)シナリオ

このことわざを理解するのにシナリオを正しくとらえる必要がある.特に日本人の一般市民はブタを飼うの認識はあまりないので、イメージを以下表示。

ブタは汗をだすことはできません。よってブタは温度調整をするため、汗の代わりにずっと泥に入っている。シナリオのイメージは自分がその泥に入っているブタを取り出すのは目的。そしてそのブタを泥から引っ張ろうとすると、ブタはそれに反対して、泥の中に残ろうとする。そこから自分がブタと一緒に泥の中でレスリングを始めるとブタはこの行為をゲームとして認識し、喜ぶ。

これでYahoo知恵袋の答えは以下にも正しくないことがわかります。Yahoo知恵袋の訳は「いやなやつと争っても両方傷つくだけでいいことはない」。「いやなやつ」をブタに例えるの今は近いけど、その説明はまた後でします。それよりも「争っても両方傷つくだけ」の方は違います。まず戦うことじゃない。パッチとかキックなど、場面としては相手にダメージを与えることは目的ではない。どっちかというと力業でどこかもって行こうとしているので、「組打ち」か「組み合う」か「手合わせ」の訳はまだ近い。そして「両方傷つくだけ」、これは一番間違えている。両方に傷がつかない。ブタがむしろ喜んでいるので。今回のことわざの意味は自分は泥まみれなっているだけ、で相手は喜ぶだけ。勝つか勝たないのどちにしても、自分が割の合わない行為をやって上で泥まみれになっているだけ。

(3)ことわざの使いかた

そうするとこのことわざはいつに使うかというと、主にバカと討論する時に使います。バカはなんかのくだらない考え方にはまっている。そのバカをその考え方から抜き出すには、バカと討論する必要がある。自分がバカと討論して、自分が泥まみれだけなってそしてバカがだれかが相手になって貰っていることに楽しんでいるだけ。結論としてはバカをいくら討論して、証拠を見せて、現実は説明しても、バカはバカの考えからは抜き出さないでしょう。そしてバカと相手していることだけで、自分が無駄の動力使って疲れるだけ。

[1] https://quoteinvestigator.com/2017/07/08/pig/
[2] https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1375738868